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ジンギスカンのなべっておもしろい形なんですよ。
溝の入ったドーム上の中央部分を油溜まりが取り囲んでいます。どうしてこんな形をしているのでしょう?
北海道では伝説のように語られているのは次の通り。
モンゴル帝国の始祖チンギスハーンが、自分のかぶっていた鉄兜を火にかけて羊肉を焼いた、これがジンギスカンの始まりである・・・
この話はジンギスカンが生まれた頃より連綿と語られてきた「伝説」のようですね。なんと戦前の資料にも「成吉思汗が松樹の薪火にあたり,羊の肉を焼いてこれを食した」という一文があったりします。
羊肉からしみ出る肉汁、実はこれがとてもおいしいんです。
焼き肉には野菜もつきものですが、このおいしい肉汁を使わない手はないでしょう。ただ焼くのではなく、肉汁をたっぷり含ませていただく。これ最高です。
すべての素材を余すことなく美味しくいただく、ジンギスカンなべの歴史は明らかではありませんが、様式美と機能性を兼ね備えたなべに先人の苦労のあとが偲ばれます。たぶん。
北海道ではジンギスカンなべは一家に一台あって、家庭ごとにその模様が違う。
最近、こんなことを言いふらす内地在住道産子が居るとか居ないとか。さすがに「一家に一台」「家ごとに違う模様」ということはありませんが、北海道をイメージする上で欠かせないのがジンギスカンですね。
それにしても、このなべの模様。いったいどうして刻まれているのでしょう?羊の霊を鎮める意味を持つ古代モンゴル民族の文様か?
「ジンギスカンおいしいよぉ」という催眠効果を持つ模様なのか?
いやいや違うでしょう。やはり肉汁の確保では?きっと。 |
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